「かがみの孤城」感想・レビュー・あらすじ

ファンタジー小説

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Amazon.co.jp: かがみの孤城 上 (ポプラ文庫) 電子書籍: 辻村深月, 禅之助: Kindleストア
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2018年本屋大賞を受賞し、大きな話題となった小説です。
ぐいぐい引き込まれ一気読み。クライマックスでは何度も目頭が熱くなり、読み終えたときには胸がいっぱいで、気づけば「すごい…」と呟きながら、本を閉じていました。

あらすじ

学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。
輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。
そこには“こころ”を含め、似た境遇の7人が集められていた
なぜこの7人が、なぜこの場所に――
すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。

出典:Amazon商品ページ

感想(ネタバレ無し)

まず心理描写が秀逸です。中学生という多感な時期の、自分でも捉えられない複雑な感情がこうもリアルに描写されていることに驚きつつ、こころの母親をはじめとする大人たちにも感情移入をしてしまいます。この小説は、主人公が中学生なこともあり、子供向けかと思われるかもしれませんが、むしろいろいろな経験をしてきた大人の方が楽しめる小説だと感じます。彼らの心情が理解でき、たびたび胸にくるものがあります。

また、本書はミステリー要素もあり、最初からしっかり伏線が張られています
後半からは、怒涛の伏線回収で、ぐいぐい引き込まれます。見事なまでに伏線が回収されるので、ここもか!ここもか!と驚きながらページを捲る手がとまらない!と、同時に、思わず熱い涙がこぼれるほど感動させられてしまいます。最後は、奇跡的ともいえる小説の見事さと、内容そのもの両方に感動しながら本を閉じました。これはファンタジーでありながら、そのジャンルを越えています。ファンタジーに苦手意識がある方も、ぜひこの本から読んでみてください。読後は、温かい気持ちでしばらく余韻を味わえます。

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